ストーリー
島根県浜田市金城町ーー草木生い茂る山の中。
田舎町でのびのび生きる西洋ミツバチと、コツコツ嘘なく
胸を張って届けられるものを追い求める
夫婦のストーリー。
2019年ー養蜂を始める
養蜂家である夫は、公務員時代のある出会いによって養蜂家を志すように。
もともと超真面目な性格の一方で、
「真剣に打ち込むもの」を探しては、日々の物足りなさを感じていたのでした。
恵まれたご縁と持ち前の真面目さを活かし、
先輩に教えてもらいながら、独学で猛勉強を始めました。
2021年ー公務員を早期退職し、養蜂を家業に
ついに一念発起し、公務員を早期退職!
蜂のことは、正直まだまだわからないことだらけ。
世の中にはもっともらしい情報ばかりが溢れている・・・。
だから自分でとことん調べては、試し、失敗して、
確かな美味しさと安全を追い求め続けてきました。
夫婦二人三脚までの道のり
もともとテレビも見ないストイックな夫が
「はちみつ」に全振りしたのですから、胸を張って販売できるのは間違いありません。
しかしその決断に伴う大きなライフスタイルの変化に、葛藤もありました。
そんな葛藤も、夫の真剣な姿勢やできたはちみつを目の当たりにする中で変化。
長年持病と付き合ってきた妻だからこそ培われた、健康・食べるものへの感性を活かし、
自身のブログを通してはちみつの効能や身体への働きの研究を続けています。
養蜂に関すること全般をおこなう夫と、
手作業での出荷作業や、SNS等での発信を通してはちみつの良さを届ける妻。
夫婦二人三脚の活動を続けるうちに、現在でははちみつの口コミが広がり、
ありがたいことに島根県内だけでなく、オンライン販売を通して全国からお買い求めいただいています。
金城の豊かな自然を活かすはちみつ作り
食べる人の顔を思い浮かべて、胸を張って届けられるように・・・
そのために大切にしているのは、美しい山と空気と水を活かすことです。
「美肌の湯」日本一に輝いた美又温泉(※)や、
全国のセブンイレブンで売られている「アルカリイオン天然水」も、実はここ金城町の水!
蜂場上に広がる山は、人の立ち入りも生活排水もほとんどないような場所です。
また山に自生する花々に加え、少しでも多くの蜜を、と蜂場の近くの田をれんげ畑に。
もともと植わっていた梅、桜、アカシアも数を増やし、蜂たちはたくさんの蜜を集めてきてくれます。
「ただ真剣にやって、『おいしい』と食べてもらえばいい」
生活環境は複雑化し、情報が錯綜する現代において、はちみつの安全性や
健康的な効果に関して断言することは、極めて難しいのではないでしょうか?
だからこそ、できる限りの安全を追い求めつつ、その上で一番は
「おいしい」と、純粋に楽しんでいただければと願いながら、はちみつを作っています。

